ダッキーとは 川下りの準備 基本操作 那賀川鷲敷木頭 吉野川大歩危 四万十 スクール ダッキーズ カヤック 補修  那賀川

  那賀川中上流・上那賀(かみなか  
  川口ダムから12kmほど上流、上那賀町桜谷。ここで川は巾着状にぐるりと周る「水崎まわり」があります。国道の南にある旧隧道をぬけると桜谷の集落となり旧桜谷発電所の堰跡がある。明治43年に自然地形を活用したダムの無い高低差による水力発電所の遺跡は一見の価値あるものです。川下りコースは桜谷小学校下からのエントリーでゴールにしたい旧桜谷トンネル附近はフネ上げ困難なため、2kほど手前でのゴール。浅瀬で引っかかる事が多いので水量の多い時をみて下れます。  
     
     
   水が綺麗で谷が深く、自然に包まれているコースだが、水量が少ないので長安口ダムの放流50t以上〜100t以下であれば快適に下れる。淵以外は水深が浅いので浅瀬で引っかかる可能性はある。また古い鉄筋が突き出た堰の残骸が残る箇所があるので要注意。  

 
那賀川上流域・木頭(きとう)
 鷲敷野外活動センターから車で1時間。3つのダム(川口、長安口、小見野ダム)を越えると川の色が変わります。清流を取り囲む岩と原生木の美しさに感動です。この地区でのダム建設計画を中止させた前村長や地元の人々に感謝。川下りしていて神聖な気を感じます。鷲敷全コースを余裕で下れるようになったらお薦めの木頭。瀞場少なく、川幅狭く、突出した岩が多いのでフネの的確なコントロールが必須。水深が浅いので落ちたらしっかりデイフェンスしないと怪我をしやすいです。渇水時には下れない箇所も現れますが、大雨後の増水時は危険なのでやめておきましょう。
 
水や景色は最高ですが水量が少なく浅瀬が多いので船底を擦ったり、スタックする箇所もあり渇水期は不適。アユ漁解禁の7月1日からは釣り人も入り8月下旬以降はフンドウシャクリ漁が多くなるので川下りは5〜6月末か9月中旬以降がおすすめ。また7月下旬〜8月はアブが多く不快感を伴うので夏場は避けましょう。
 A南宇〜蔭
(5km)
 名勝歩危峡(ほききょう)を行く木頭下流コース。初級者可
 B平野〜和無田
(8,2km)
 木頭レギュラーコース。川から道路が見えず奥深い原生の自然の気が漂う。川下りは8.5kですが道路は約3kなので回送時間は短い。下見を要する大きい瀬が2箇所あり、ポーテージ可能。6月がお薦め。
C北川〜平野
(8km)
 白瀬峡のある木頭上流コース。下見ポイントは3箇所くらいあり。Bコースを経験してから行くほうがいい。増水時は危険度が増しますので川が濁っている時はやめておきましょう。
 
落石の危険 切り立った崖の下を川は要注意!。平成19年10月のことですが、Aスタート地点でウオームアップしている際にフネのそばにブロック大の石が上から落ちてきてびっくり。もしも頭や体に当たったら重大な事故になる冷や汗事件でした。上流域の渓谷部ではコース取りだけでなく、頭上にも充分注意して落石の起こりそうな箇所は避けましょう。