ダッキーとは 川下りの準備 基本操作 那賀川鷲敷木頭 吉野川大歩危 四万十 スクール ダッキーズ カヤック 補修  那賀川

急流のスリルと川の自然に癒される
 

ダッキー川下り
 
ひとりで ふたりで  3人で 親子で 仲間で 
 ダッキーとは空気を入れて使うカヤックの愛称です。水に浮かんでいる様がダック(アヒル)に似ているのでそう呼ばれています。一般的な硬い材質のカヤックより安定性に優れて扱いやすく、転んでも容易に復帰出来るので初心者でも経験者がいれば川下りに漕ぎだす事が出来るフネです。
川下りは川の上流から下流に向かってフネで移動していくリバーツーリングです。川の流れは様々で漕がないと進まないゆるい瀞場(とろば)や、ざわざわと音がして白波が立つ急流の瀬(せ)があります。その緊張と緩和のメリハリと移り変わる川から見る景色に出会えるのが川下りの魅力です。

1985年サイクリングをやっていた僕は夏に向く快適な活動を求めていました。そんな時に行きつけのアウトドア店でラフティングを照会されて大歩危に出向きました。当時はまだツアー業者も少ない時代で、激流を下るという川下りの世界に魅せられました。けれどラフティングは1人で出来ない、カヤックは脚が動かせない窮屈な姿勢に抵抗あり、カナデイアンは急流不向きということで薦めてくれたのが「ダッキー」でした。早速リンクス艇(2人乗り)を購入しましたが、当時はダッキーに乗る人はいなく友と2人で遊んでいましたが、九死に一生を得る危険なめにあってカヤック関係の本を読んで川下りの基本を学ぶようになりました。
川下りのボート
     
  ①カナデアンカヌー ⓶リバーカヤック  ⓷シットオン ⓸ダッキー   ⑤ラフトボート  
川で乗るフネ(ボート)はいくつかあります。
①カナディアンカヌー:下流域や湖など静水向き、嵩張るので保管や移動に制限あり。②リバーカヤック:
下半身を密閉して乗るので転覆したら起き上るスキルが必須でハードルが高いフネ。 ⓷シットオン:カヤックのオープンタイプで下流域や海での使用向き。⓸ダッキー:安定、回転性よく急流のある川下り向き、保管移動にラク。⑤ラフトボート:複数で乗る大型ゴムボートで激流川下りのラフテイング用。
ダッキーの種類(レクサー所有) 
ダッキーは急流向きのインフレータブルカヤックで一般的なゴムボートとは材質や構造が違います。1985年に初めて購入したフネがリンクス2。メーカーAIRE社(米国)はエアー式ボートの老舗で品質には定評があるのですがコストが高価。その為安価な後発メーカーも色々使ってみましたが、結論としてリンクスは製品の完成度が高く、初心者にも安心して乗りやすいのでレンタル艇の主流にしています。
レンタル艇 特徴、その他
AIRE
(米国)

 

リンクス2


2人艇 AIRE社の定番の「リンクス」のタンデム艇。剛性、強度、回転性、重量など完成度の高いフネ。不具合も数少なく20年来使っているのもある。使用後は小まめに掃除して乾燥のメンテナンスが必要。

スーパーリンクス


艇 リンクス2より少し長く大人3人でも可。先端のソリも少なくチューブもやや細めなので直進性がよく、急流とツーリングを兼ね備えたフネ。

カラカル2

2人艇 リンクスの廉価版。素材や縫製仕上げなどグレードは少し落ちるが重量が軽く、船足も速いので扱いやすい。現在は生産はしていない。

リンクス1


1人艇 リンクスの1人用(2010年製)でチューブ径は細くなり女性でもリカバーしやすい。船足も軽く安定性もいい安心のフネ。

ストライク1
1人艇:リンクス1のアンダーグレード艇で重量はリンクスより重いが、安定性がいいので安心感がある。

フォース

1人艇:カヤックに寄せたダッキーで船足が速く、回転も機敏だが。スリムなので重心が高く他のダッキーよりバランス崩して落ちやすい。僕のお気に入り艇。

新フォース 
1人艇:フォースの新型モデル。旧型よりチューブ径が大きく、安定性がよく構造も頑丈ではあるが、フロアにジッパーが無いので使用後の乾燥メンテナンスが困難。
NRS
(米国) 

バンデット1 
 2
1人艇: 重量が軽いので移動が楽。けれど操作は左右に振りやすくので慣れがいる。リカバーが少しやりにくいが、掃除やメンテナンスが最もラクでレンタルには適したフネ。
グモテックス
(チェコ)

ヘリオス340
380


2人艇:船底が丸い形状でロールが可能なフネ。本来は静水仕様でセルフべイラー(排水穴)がなく瀬では水が溜まりやすい。バランス感が養われるので慣れると楽しい。

2人艇:340より長く二人乗りは余裕がある。バルブが以前のより改良されていて使いやすい。セルフベイラーはない。
ハイサイド
(米国)

パディラック

2人艇:初期のハイサイドでゴム素材で重量が重い反面、頑丈でチューブ径も太くラフトに近い安心感がある。衝撃にも強く、画像はTV取材で使用。
アワーズ日本)渡り鳥



1人艇:日本のメーカー、アワーズ初期のソロ艇。低コストで軽く剛性のあるフネだが、初期製品の為エアー漏れや、縫製不良があり冬眠中
NRS
バンデット2 
 
1  2人艇: バンデットのタンデム艇。H26年に大阪のYさんよりソロ艇と一緒に寄贈して頂いたが、現在はバルブの不具合により休眠中。
ラフトボート     
HOJYO
(中国)
5人艇:H29年に導入。通常のスクールでは殆んど使用されないが、小さい子供さんのいる家族や増水時に一定の条件により使用。
リバーカヤック    

(各社)


ダッキーで川下りの基本スキルを覚えたら更にスポーツ性の高いリバーカヤックへ。まずはロール練習して出来るようになったらダウンリバーへ。
タンデムとソロ艇
 タンデムは2人乗り、ソロは1人乗りのダッキーです。タンデムの前席は前方を見て漕ぎをリードして、岩や障害物があれば方向指示する。後席は前者に合わせて漕ぎながら進行方向に向けて舵取りをする役です。初心者同志で乗るとフネはまっすぐに進まずに回ったり、コースから外れたりして難儀しますが、時間と共に真っ直ぐにう進むようになります。1人乗りでは自分の動作がすぐに反映されるので修正もしやすく、コツがつかみやすい。けれど転覆した時のリカバーや、上陸後の運搬も自分でするので自信ない方はタンデムがいいです。