ウォールとは ウォールクライミング ウォールづくり1 福島ウオール支援


ウォールづくり(3)

〜マットカバー〜
自作ウォールで一番費用がかかる材料は、ホールドとマットです。 市販されている体操や、クライミング用のマットをまともに購入すると1枚(90×180p程度)3万円以上はかかる。 当方の壁幅は4,5mなので見積だと30万くらいはかかるとのこと。 マットが高いのは中身のスポンジよりカバーを縫製する人件費が高い。また運賃も1枚2,000円ほどかかる。一番安く出来る方法は、スポンジのみを購入してカバーは自作する方法だった。 スポンジは愛知のウレタン会社より特価品を購入してカバーはビニールロールで作ることにした。


さて人が4m高さから落ちても怪我しないよう衝撃を吸収出来るスポンジの材質と厚みとは?・・・この疑問をウレタンを扱う業者2〜3社に聞いてみた。スポンジは密度が濃いほど衝撃を吸収する。低反発マットはスポンジの密度が濃く、値段はそれに比例して高く、重量も重くなる。 スポンジにもいろいろ種類があり「ECM」という呼称のものが一般的で安価。けれど少し柔らかいのでビニールカバーで巻いた上にカーペットを敷くことで衝撃を緩和することにした。

パンチカーペット貼り
床がコンクリート地の為、マットを敷く下地として床一面にパンチカーペットを貼ることにする。 カーテンを購入したインテリア店より生地と糊を購入して自分で貼ることに。 店のご主人よりやり方を教えてくれてどうにか出来た。 しかし予想以上に時間がかかり、中腰で糊を塗る作業がかなりきつく終了時はぐったりだった。 最後の重ね切りが手間取ったが2日で何とか完成。




ビニールの準備
市販のマットはテント地の丈夫な生地で縫製しているが、素人では無理なので材料は加工しやすいビニールにする。 これだと接着や貼り合せも簡単にできる。 ビニールの厚みは0,5oのものにした。それより厚いとテープでは接着しにくく、経費も高くなるため。 幅はスポンジにあわせて900o幅のロールを1巻を購入するがミスだった。 単純に幅に合わせて縦巻きしようと考えたがは弾力の大きいスポンジではもたないと指摘され、横巻きに変更する。900o幅のビニールではスポンジ1本につき3回巻かなければならない。1350o幅のものが適当だったが返品するのも悪いので、時間かかるがこれを使うことにした。




裸のマットに包装
愛知県のウレタンスポンジ会社より90cm幅×長さ2m×厚み20cmのスポンジを6本、特価品を購入する。値段は1本1万2千円ほど(運賃込み)。これに上のビニールを切って内側は高粘着の両面テープ、外側はビニールテープで貼り合わせる。箱を包装するのと同じように要領で両端は三角折りにして内側に入れ込みテープで貼る。




補整
ひとりでやると時間がかかるのでレクでお世話になっているUさんに手伝ってもらうことに。製作を重ねていくとスピードが速くなるだけでなく、仕上がりも上手になっていく。ビニールの重なった部分をセロテープで貼る作業が長さに差があって綺麗に接合できなかったが、Uさんのアイデアでドライヤーを使ってぴったりあうように補整する。




ハトメパンチ
ビニールロールが足りなくなって徳島市の漆川テントさんで切り売りを追加購入する。切り売りでも安く分けてくれる有難い店だったので引き取りに行った際にこの作業の事を話したら・・・・。「ビニールの全面包装ではマットに荷重をかけた際に中の空気が抜ける穴がないと不具合があるのでは?・」としばらく頭をひねられて思い出したように、ハトメパンチがいい!と。小冊子を紐とじする時に使う道具の大型があるらしい!これだとビニール接合部の固定も出来て空気穴も出来て一石二鳥だ。値段も1,500円強と手頃なので早速工具店で購入。


  
ハトメ打ち
マットスポンジの上での穴あけ作業になるのでに板を敷いて、その上にポンチウスを置いてビニールの上から木ハンマーで叩く。穴があいたらハトメをかまして上から叩いて止める。始めはミス打ちもあったが徐々に要領をえてキレイに留めるようになった。




古カーペットをもらってきて完了
カバーが出来たスポンジマットを並べて置き、その上に古いカーペットを重ねて敷く。カーペットはインテリア店より廃棄用を頂いて切って端はガムテープで縁取りする。3枚くらい重ねると芯がでて低反発マットのような固さになる。けれど大人が使うと1日でカーペットがずれて直す手間がかかるので、マットの上にコンパネを敷きつめてカーペットを敷くと乱れが少なくなった。