ウォールとは ウォールクライミング ウォールづくり1 福島ウオール支援

ウォールづくり(2)
ウォールづくりといってもパネルとマットは自分で作りましたが、壁の骨組みとパネル取り付けは倉庫建築に含んで工務店さんにやってもらいました。といってもウォールを知らない請負、施工業者と模型と写真でイメージを伝え、倉庫が出来る前に現物を見学打合せしました。


模型づくり
ダンボールをコンパネ縮小サイズで切ってつなげる。骨組みは割り箸とストローで貼る。これにより必要なコンパネの枚数や、壁のかたちが明確になる。クライミング愛好家のKさんに見てもらい・・・。1、手前の90cm幅の垂壁は180p幅に。2、2枚目上半の「くの字」の折り返しは殆ど意味がないので3枚目と同じ下から前傾にする。学生の頃から選手で活動されてきたKさんの言葉は説得力があり、結果的に垂壁は1,8m幅、100度の前傾は2,7m幅にする。


見学打ち合わせ
建前が済んで内装工事にかかった頃、請負の姫野組現場監督と施工の工務店社長と3人で城西高校の登山部部室にあるウォールを見学させてもらう。現物を見て具体的に組立て計画が決定する。工務店さんのアイデアで単管と枠木を番線で固定していたのを金物で止めるほうがスッキリ収まると考えてくれた。


パネル注文
180p×90p・板厚15o
のコンパネを15枚注文する。そのうち5枚が表面に目立った節や、タワみがあったので交換してもらう。節があるとドリルでの穴あけや、ネジ締めに支障をきたす・・・建材屋さんは近くだったので自分が見て確認する。

コンパネはホームセンター等で買えるが、通常は板厚12oが標準在庫。15mmは注文となるので値段も高くなって1枚1,500円くらい


爪つきナット
ボルト式のホールドを止めるM10の爪付ナットが500個ほど必要なので箱単位で購入。ホームセンターよりも工具屋さんか金物店で買うほうがかなり割安。


塗装
柿の渋の塗料の柿しぶでパネルの塗装をする。通常のクライミングパネルの塗料は板の強化と滑りを抑えるために高粘度で皮膜の厚い、砂の入った塗料で機能性を高めているのが多い。それに比べて柿しぶはさらりとして皮膜も薄いのでウォール塗装には不向きだ。けれど昔からの日本の塗料で無臭、防湿、防水、防虫効果があり、何といっても
手肌にやさしい自然塗料で、建物の外壁、内装とも柿しぶで塗装していることもありこれにした。 原液を水で2倍に薄めてコンパネの表面を2度塗りする。外壁と違って画のように地面と平行に置いて塗ったのでラクに塗装できた。


穴あけ
コンパネの裏側よりドリルで穴あけ。M12のドリル刃で1枚に33個の穴あけをする。
端から10cmあけて横長に7穴が3列、6穴が2列にて合計33穴です。穴の数や、位置は等間隔でもフリーでもいいのですが、ボルト式のホールドを多くしたかったのでこの数にて作業しやすい等間隔にした。


接着剤補強 
爪つきナットをハンマーで打ち込む前に、回り止め用に穴のまわりに接着剤をつける。セメダインはスーパーXG速乾性を使う。通常はつけなくても爪で止るのですが荷重のかかる箇所なので念入りに補強とした。


打ち込み
爪つきナットを穴に入れてハンマーでガンガン叩く。とにかくやかましいので昼間に行う。ナットは最後までしっかり打ち込む。15枚打ち込んでパネル準備は完成。



支柱工事単管骨組み
 
建設用足場の単管を長さを測って切断機で切り、クランプで骨組みを作る。ベースはコンクリート用ビスでの床に埋め込む。


  木枠づけ
単管にパネル縫付用の木枠を取りつけていく。見学したウォールは木枠を番線で止めていたが、こんな金具でスッキリと見栄えよく取り付けてくれた。



パネル取り付け
仕事で手伝えなかったが、大工さん一人で重い15mmのコンパネを全部あげてビス止めにて完了していた。さすがにプロだなと感心。垂壁と前傾壁の三角の段差もきれいに貼り合わせてくれて大満足。