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あそびぐらウオール 子どもクライミング教室 ウォールづくり 福島支援
ダッキーハウス 2
 あそびぐらウォール 
 
2010年にダッキーや自転車を置く倉庫を建てた際に、遊べるスペースが欲しいと思い、左側の壁にクライミングウォールを設置。当初は山や岩登りメンバーで遊んでいましたが、メンバーの親戚親子の希望により2012年より子供クライミング教室を始めました。すると口コミで徐々に人数が増え、手狭になったので壁の延長工事を始めました。毎年壁を延ばして2017年には部屋全部がクライミングウォールになってしまいました。その為また倉庫を建てなければならないことに・・・(苦笑)。
 ▲左手前垂直・奥前傾(4.5m)・正面垂直(3,5m)・右垂直・前傾・右後傾壁(6.2m)・天井(4.5m)
     
  1アコメルート  2,洞窟ルート  3,,天井ルート  4,床マット   
  ①あこめ海岸で拾った流木を歩く海岸ルート、指でぶら下がって梁を渡るサスケ、
②津峯岩窟を想定した壁の中に入る洞窟ルート、 ③リードロープをかけながら挑む天井ルートと
④20㎝厚のウレタンにビニールシートで包み、カーペットをのせて落下衝撃を吸収します。
 
   柿しぶ塗装  
  ・クライミングの壁は柿渋で塗装しています。
・柿渋は渋柿の実から搾取した汁を発酵熟成させた自然塗料で無添加、無着色で、防腐、防水、防カビ、防虫効果があります。昔の番傘や提灯は柿渋を塗っています。
・柿渋は「タンニン」「カテキン」「フラボン」が含まれています。
・タンニンは消臭、抗菌効果あり加齢臭や体臭を抑えて。抗ウイルス効果がありインフルエンザ、ノロウイルス、新型コロナにも不活性化させたと発表。

・カテキンはコレステロール、脂肪の吸収を穏やかにする。
・フラボンは血圧をコントロールして血管壁を柔軟化させる。
・手肌にやさしく裸足で登る子供たちに安全です。
 
 
あそびぐらクライミングルール
 ここでは一般のクライミングジムとは異なったルールがあります。
下りゴール
 競技種目のスポーツクライミングは課題ルートの一番上のトップホールドがゴールです。ゴールすると飛び降りたり、ロープで降ります。あそびぐらは下のスタート点がゴールです。トップホールドまで登り、折り返してスタート点まで下ってゴール=完登になります。その理由は登山や岩登りを想定しているからで、山での転倒や滑落事故の大半は下りです。安全に下る方法やスキルを身につける練習でもあります。
足禁止ホールド
 果物や野菜など食べ物や、鳥やウサギなど生き物のホールドは足で踏むのは禁止です。また対象によって英文字も足禁止にしています。  
ロープ確保
床はウレタンマットを敷いていますが、高さ4mの壁でも大人でも落ちると怪我するリスクがあります。子どもには倍以上の高さになるので恐怖の高さ。ハーネスを装着して2人組で登る人「クライマー」)と落下を止める「ビレイヤー」となってロープワークやビレイ方法を学びます。
 
 
ホールド 
壁につけた突起物をホールドといいます。一般のジムではホールドの下に色テープをつけてルートを設定していますが、ここでは色テープは付けていません。色や種類に応じてルートを設けています。
 
①ガバ ②スローパー ③カチ ④ポケット ⑤スタンス
   
栗  小鳥 キャベツ ナンバー 英字 
①ガバはガバっとしっかり掴める、②丸く持ちにくいスローパー、 ③指で挟むカチ、 ④穴に指を入れるポケット、 ⑤立ちやすいスタンス ・食べ物生きもの:手で持つのはOKですが、足をつけたり踏んだらダメです。
アトラクションルート
●洞窟潜入:壁の中に入ってナンバーホールドをチェックして進む洞窟ルート
●あこめ渡り:あこめ海岸で拾ってきた流木の上を歩いたり、寝てスイングしたり、指定の生き物をタッチしたりする
アブミ越え岩登りや縦走登山で使用するアブミ梯子を渡るルート
アルファベット:AからZまでの英字を順にタッチして壁を一周する仕上げルート
 登り方の基本は足です。足を先に上げて手はバランスをとる階段や梯子を登る要領で膝をあげて進み、手は3点で安定したバランスを保持する位置にて、様々な形に応じた持ち方を工夫します。