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模型づくり ダンボールで壁のミニチュアサイズを切って作ってみる。骨組みは割り箸で組んで貼る。これにより必要なパネルの枚数や骨組みの単管の本数が明確になる。クライミング指導者のKさんに見てもらい、手直しして垂壁は1.8m幅、100度の前傾2.7m幅にする。 |
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パネル注文 ホームセンターで1.8m×0.9m板厚15㎜のコンパネを15枚注文。うち5枚が大きい節や、タワみがあったので交換してもらう。節があるとドリルでの穴あけや、ネジ締めに支障をきたす為。15㎜コンパネは注文となるので値段も高くなって1枚1,500円くらい |
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爪つきナット
ボルト式のホールドを止めるM10の爪付ナットが500個ほど必要なので箱単位で購入。ホームセンターよりも工具金物店で買うほうがかなり割安。 |
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塗装
柿渋塗料でパネルの塗装をする2度塗り。通常のクライミングパネルの塗料は滑りを抑えるために高粘度で皮膜の厚い、砂の入った塗料で塗るのが効果的だが、柿しぶはの日本の自然塗料で無臭、防湿、防水、防虫効果があり、何といっても裸足で登る子供たちには安全です。 |
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穴あけ:コンパネの裏側よりドリルで穴あけ。M12のドリル刃で1枚に33個の穴あけをする。端から10cmあけて横長に7穴が3列、6穴が2列にて合計33穴です。穴の数や、位置は等間隔でもフリーでもいいのですが、ボルト式のホールドを多くしたかったのでこの数にて作業しやすい等間隔にした。 |
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接着剤補強
爪つきナットをハンマーで打ち込む前に、回り止め用に穴のまわりに接着剤をつける。セメダインはスーパーXG速乾性を使う。通常はつけなくても爪で止るのですが荷重のかかる箇所なので念入りに補強とした。 |
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打ち込み
爪つきナットを穴に入れてハンマーでガンガン叩く。とにかくやかましいので昼間に行う。ナットは最後までしっかり打ち込む。15枚打ち込んでパネル準備は完成。
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支柱工事~単管骨組み
建設用足場の単管を長さを測って切断機で切り、クランプで骨組みを作る。ベースはコンクリート用ビスでの床に埋め込む。 |
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木枠づけ
単管にパネル縫付用の木枠を取りつけていく。見学したウォールは木枠を番線で止めていたが、こんな金具でスッキリと見栄えよく取り付けてくれた。 |
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パネル取り付け
仕事で手伝えなかったが、大工さん一人で重い15mmのコンパネを全部あげてビス止めにて完了していた。さすがにプロだなと感心。垂壁と前傾壁の三角の段差もきれいに貼り合わせてくれて大満足。
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