事前調査
これまでウォールクライミングの経験や知識が全くない分野でのモノづくりだったので、ネットで情報収集したり、図書館で調べたりもしたがなかなか遠い存在だった。
誰か相談出来る人は・・と考えるとちょうどいい人物が浮かんだ。以前自分が非常勤講師をしていた城西高校に登山部顧問をされているS先生と彼が学校の部室に造られたウォール。S先生とは何度か会話して知り合っていたので早速電話をしてそのノウハウを教えてもらうようお願いすると快く応じて頂き学校に伺う。
城西高校登山部の部室にある高さ3、5mほどで傾斜110度ある壁にはたくさんの色テープと文字が記されていた。落書きにも見える短文や軽い表現もあって楽しそうに生徒たちが汗を流している実感がした。 |
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工事業者と見学 |
城西高校ウォール |
壁の内側 |
鳴門ウォール |
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また後日に請負業者の担当者と施工工務店さんの三者で実物の見学してもらう。話や模型よりも、現物を見るのが伝わりやすい。パネルは木製コンパネで、骨組みもこれに習って建設用足場の単管で組む。木枠の取り付けは現物は番線で締めていたが、シンプルで便利な金物で取り付ようと具体的なアイデアも出て現実化していった。 |
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ウォールクライミング講習
ウォールクライミングの経験がないので体験しようと県山岳連盟主催のクライミング講習に参加させてもらった。会場の鳴門運動公園体育館のウォールは岩に似せたFRP強化樹脂のパネルにて高さ12m。コースが3本あり右端の一番やさしいコースにとりつくがルート半ばで終了だった。その後練習会3回目でどうにか初級コースが登れた。しかしすぐに腕がパンプになり、続けて何本も登る人を見てこれは継続してやらないと身につかないものだと思い知った。 |
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