山歩き 準備 1歩〜阿南 歩〜中部東山渓 3歩〜剣山渓 〜愛媛  体験講習

山歩きの準備
服装、装備
山歩きを安全快適に楽しむ為に装備、ウエアは重要です。けれどこれから始めるには何が必要かがわかりにくいものです。とりあえずは近場の里山を歩いたり、登山教室に参加して必要なものを徐々に購入していけばいいと思います。専門メーカー品は機能的でおしゃれですが値段もいいので、コスト重視であれば一般衣料品店や、作業服の店でもいいモノはあります。以下は初級の基本的な装備品をあげてみました。

低山でも急勾配や岩場の箇所で滑って転ぶリスクもあるのでくるぶしを覆う高さのある軽登山靴が必要です。最初は自分に合う靴はわかりにくいので詳しいショップで相談すればいいと思います。

リュック
1日の軽登山なら上着、弁当、水筒、カッパ、タオルなどが入るデイバックでいいですが、冬季は荷物が嵩張るので少し大きめの30L程度あるものが適当です。

カッパ
従来はゴアテックス素材が最強でしたが最近はそれに代わるモノも出ています。カッパは雨だけでなく防寒としても冬は必需です。また沢登り、カヌー、サイクリング、キャンプなどでも使うので嵩張らないモノがお薦めです。僕は30年前に購入したモンベルを今でも時おり使います。さすがに防水性は衰えていますが防寒として十分使えます。

スパッツ
雨天、積雪、早朝の行動でスパッツは必需です。ショートとロングがあり、夏用としては薄手のショート、冬用は厚手ロングが向いています生地の差もあります。が嵩張るので必要性を感じたら購入してもいいと思います。

下着
下着(アンダー)は重要です。登りで汗をかきやすいので化繊生地を。綿は汗を吸って体温を奪うのでダメです。タグをチェックして化繊であればOKです。登山メーカー品はいいのですが、一般の衣料品店やスポーツ用品でもOKです。冬期は厚手ですが、薄手ものでも重ね着すればOKです。

中間着
これも化繊又は天然であれば麻、ウールが適しています。襟シャツ、Tシャツ、薄いフリース、トレーナーなど。

防寒着
防風、防寒の上着。薄いジャンパーかウインドブレーカー、登山用カッパなど。山歩きでは頻繁に脱いだり着たりするので軽くて量張らないものがいいです。

パンツ
化繊でストレッチ性のある山用パンツかニッカボッカが最適です。ジャージは山では枝木や岩場でほつれや破れが生じやすいので着替えとしては準備すればいいです。
 

帽子
帽子は陽、雨、虫、怪我よけとして頭部を守る装備ですので被ることをお奨めします。秋口は蜂の心配もあるので黒系色は避けたほうが安全です。冬は防寒としての毛糸やフリース地のものを。

手袋
夏場でも下りで木を掴んだり、転んだ時の手の保護になるので。軍手でもOKですが、岩場があるならフィット感ある作業用手袋と冬は防寒用のフリースやウール地がいいです。

靴下
足元は転倒による怪我の予防、毒ヘビ、ダニ対策、冬の防寒、防水に薄手と厚手の重ね履きがお奨めです。生地は化繊かウールを。
 キャラバン(Caravan)スーパーライトカーボン1300103[分類:ストック・ポール]
ストック
 ラクに歩ける、転倒予防、下りでの膝の負担の軽減などで必要です。1本より2本がバランスよく歩けるのでお薦めです。
   

スリンゲ
 シュリンゲともいいます。短い登攀や下りの確保ロープの代わりになります。またおよそ120と150が各1本あればチェストとシットハーネスにもなります。
 カラビナ  スリングと合わせて使用します。2〜3個あればいいです。
   
救急薬  湿布、包帯、ガーゼ、絆創膏、消毒液、綿棒、三角巾、ハサミ、内用薬他 
地図
コンパス 
初めての山はもちろん行き慣れた山でもルートにより必携です。地図は2万5千分の1が適当で、事前に磁北線を引いておきましょう。 
 GPS、携帯 コンパスだけでは迷った時に現在位置がわかりにくいのでGPSがあれば完璧です。最近はスマホでも精度が上がっているようです。携帯は場所によりつながりにくいことがありますが必携です。

ヘットランプ
日帰り山行でも天候や、トラブルで暗くなる事もあるので持っていると無難です。
その他の準備品
  非常食、飲み物、靴ひも、ロープ、保温水筒、コッヘル、ガスコンロ他


衣類について
アウトドアスポーツは体育館や、公園と違って雨、風、気温など天候の影響を直にうけるので、服装は大切な要素です。冬の山は止まって休むと寒くなり、 登りだすと汗をかくほどになります。その為衣服の着脱はこまめにしないと濡れた下着で低体温症を引き起こす要因になります。低体温症は気力や運動機能が衰えて最悪命も危ぶむ事態になりかねないので要注意です。肌着素材は綿はダメでポリエステルやウールなどを着用しましょう。また中着や上着も化繊や綿以外の天然繊維を選んで下さい。

化繊と天然繊維の特徴比較
化学繊維 ポリエステル 衣類化繊の中では最も多い。乾きやすく、熱にも強い、シワになりにくい
アクリル 毛に似た化繊。保温性よく、軽く、弾力がある。
ポリウレタン ゴムに似た化繊。パンツのゴム部分や、ストレッチパンツ、ウエットスーツなどに使用
レーヨン 綿に似た化繊。肌さわりはいいが吸湿性もあるので山用の下着としては不適
天然繊維 綿(コットン) 丈夫な生地。熱にも強い、肌ざわりがよく涼しい。保温性もある。吸水性に富み、濡れると重くなる。乾きにくい。山歩きウエアとしては不適。
通気性がよく、水分の吸湿や、発散性に優れ清涼感がある。肌ざわりが悪く、冷たい、摩擦で毛羽たちやすい
(ウール) 肌ざわりがいい。表面は水をはじき、内部は吸湿性がある。水洗いで縮む。虫、カビに弱い。
(シルク) 美しい光沢と柔らかな触感がある。吸湿性、保温性に優れ、弾力性ある。摩擦に弱い。濡れるとシミになりやすく縮みやすい。
羽毛(ダウン) 軽い、保温性に優れ、弾力性ある。コンパクトに収縮できる。