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石門(せきもん)ロック~1 | |||
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第1ゲレンデ・基本講習 | ||||
北側の小川の道に露出した緩やかな凹凸あるスラブ壁。高さ15m程。講習のファーストステージとして基本の「静加重・静移動・三点確保」の学習と、ロープワーク、クライムアップとダウン、懸垂下降など実習します。 | ||||
三点支持 | 静加重・手 | 静加重・足 | ||
「静加重・静移動」 ①手足をかける時はそのポイントが安定しているか確認しながらゆっくり加重をかける。 ②加重後の移動は速やかに。抜き足、差し足的なサイレントな脚の運びで。 ※ここの岩質は硅石(チャート)や石灰岩で鋭利で割れやすい箇所があるのでこの動きは重要です。 「三点支持」 壁正面に向かって両手足の4点をつけた状態から、1点を離して3点でバランスをとって移動する登攀の基本ワークです。 ①足はつま先を差し込むように真っ直ぐにつけ、ゆっくり加重てをかけながら両手との3点を決める。その形がが二等辺三角形になるようにする。 ②静荷重でゆっくり踏み込んで立ち、両手でバランスを保つ。 ③離した片足を上げてゆっくり加重をかけながら両手を上げていく。この繰り返しで登るが、基本的には上りは先に足をかけて、下りは手を先に下ろして下っていく。 |
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2重8の字結び | クライムアップ | クライムダウン | ||
「2重8の字結び」 クライミングのロープワークの第1歩 ハーネスにロープをつける結び方です。基本は1重の8の字をつくって、ハーネスの股からウエストに通して結びに沿って2重にします。余った端は止め結びでロープがブランとしないように巻いて止めます。 「クライムアップ」 三点支持でバランスとりながら静荷重でホールド部の強度を確認しながらゆっくりと登ります。登りの基本は先に脚を上げて、手はバランスを保持するために掴みます。素手が基本ですが、寒い時期はタイトな作業ゴム手を履いたりします。 「クライムダウン」 上り終えたらセルフビレイをとり、折り返しの下りです。下りの基本は先に手を降ろしてから足を降ろします。先に手を降ろすのは重心が上がるので不安がありますが少しずつ降ろすようにすれば徐々に慣れてきます。 |
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セルフビレイ | マッシャー結び | 懸垂下降 | ||
「セルフビレイ」 クライマーがトップ支点に到着して、まずは自分自身の安全を確保する「セルフビレイ」をとります。既設のボルト等がない場合立ち木、岩などにスリング、カラビナを使ってハーネスにつなげます。ポイントは①ビレイ支点は自分の腰より高い位置にとる。②長さは必要分より長くしないように。 「懸垂下降」 ロープにエイト環や確保器をセットして下降する方法です。僕は上画のようにエイト環に短いスリングをつけて、マッシャー結びでバックアップをとります。懸垂下降は事故が多いのでバックアップのマッシャーは必ずして下さい。 |
第2ゲレンデ・Aコース~リードワーク1 | ||
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南正面の緩い後傾壁です。ここでは主として立ち木や、岩を利用しての支点をつくりながら登る実践的なリードワークの練習が出来ます。H31年1月にルート序盤に浮石が出てきたので少しルート変更しました。 | ||
加重確認 | ビレイセット | トップ支点構築 |
Bコース・~リードワーク2~ |
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南正面の左側の垂壁に近い壁。高さ30m附近にある3畳間くらいのテラスからスタート。リングボルト、ハーケンでの既設のルートがあり、ヌンチャクを使うリード練習が出来ます。けれどハーケン、ボルトや岩層の劣化で中間支点があまり信頼できないので、最近はトップロープで行っています。ルート右側の段差部は落石のリスクがあるのでビレイヤーは要注意です。 | ||
要注意 | ビレイヤー | クライマー |
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