レクリエーションゲーム(2)
知的障害者施設

知的障害者施設N里さん(鴨島町)

 平成6年より施設のレク講師として毎月1回、利用者が全員集まるレクリエーション支援をやらせて頂いています。当初は参加利用者40名だったのですが、以降に通所施設が加わって現在は60名になりアップアップしています。

始めた当時に比べて最重度の方が多くなり、プログラムに参加困難な方もいますが、施設側より運営面でのご協力を頂きながら楽しい運営が出来ています。
また継続することで利用者も慣れてきてスムーズに且つ自発的な動きが見られるようになりました。




ゲーム
  基本方針
・全員が参加出来る、勝敗のない課題運動を主にしています・・・・ひとりひとりに注目出来る為。
・種目は季節や慣習の行事を主として、その他時事の話題をテーマにして創作します。
・毎年同じゲームをせずに、改善の手を加えて完成度をあげていきます。
・アイデアに困った時は以前からの鉄板ネタのゲームで許してもらっています。

隊形
・運動会の紅白リレー形式で男女で別れて2列になって並びます。
・スタートして途中にある課題をこなして折り返し戻って次に人にタッチ。競争はしない個人レース。
・ゴールすると景品(お菓子)がもらえる。
・時間があれば選抜メンバーや、職員さんで対抗ゲームにすることもある。

     
 


年中行事もの
1月・羽根つき   2月・節分太巻きリレー 3月・ひな飾り
4月・田植え 5月・鯉送り 6月・雨ふり傘歩き
   
7月・バーベキュー 8月・スイカ割り 9月・栗拾い
     
10月だんじり祭り 11月七五三 12月クリスマス


定番、運動もの
ハードル越え 回転ジャンプ フリースロー K水鉄砲射的
絵合わせ サッカーPK 野球ピッチング 野球バッテイング
水入れリレー J素潜り魚とり 大スプーンリレー うちわ落とし

創作、運営のポイント

1、手でつくる。買った玩具や写真より手間、時間をかけた分、参加者に伝わる。

2、経費は最低限に抑える。100均等で安い材料を探す。

3、シンプルでわかりやすいルールを。

4、初めは戸惑っていたゲームコーナーでしたが、隊形や動きの流れを定めて、回数重ねてやっていけば殆どの方がスムーズに参加出来るようになってきた。


風船羽根つき

台紙を貼って絵を描いた羽子板うちわで4〜5人で風船をつきあい、落としたら黒テープを顔に貼る。

数まわり

1〜3までの数字を書いたサイコロを振り、出た目のコーンまで往復するリレー

回転ジャンプ

トリノ五輪の時のフィギアスケートをイメージしてジャンプして回転する動作を行う。

フリースロー

100均で買った鉢台とかごでバスケットゴールをつくりスポンジボールを投げ入れる。

鯉通し送り

5月ゲーム、鯉のぼりにボールを通して手で探りながら送って尻尾から出す。

スイカ割り

8月ゲーム、タオルの目隠しでは外すので袋をかぶせて行う。

ハードル越え

コンテナと物干し竿でハードルを作り、コースを往復する

雨降り傘歩き

6月ゲーム、傘をさして目的ポイントまで往復。途中で水鉄砲の雨ふりゾーンがある。





 
 
ストレッチ体操 リクエストタイム 歌体操 歌集



始める前に歌の歌詞を書いた資料を40部ほど配布しています。参加者の方は文字の読める方は殆どいないのですが、皆自分から取りにきます。内容は定番になっているその月の季節の童謡や歌謡曲、演歌、懐メロ、最近の曲も載せています。皆歌は好きです。

けれど15分くらい歌ったらみんなの体操、阿波おどり体操で体を動かします。月の誕生者を紹介、ゲームの後は後半の歌はリクエストタイムです。好きな歌を希望して前に出て歌います。市販の歌本を数札準備して字の読める方はそれを選んでいます。歌わなくてもずっと歌集をペラペラめくっている方もいます。いつも10人くらいの方が前に出てくれます。最後は歌体操でおしまいとなります。